年下のカノジョ~あの子は高校生~
 可愛くて。

 愛しくて。


 どうしようもないほど愛おしくて。


 泣きたいくらい幸せな気持ちになる。

 今度は嬉しくて涙が出そうだ。






「三山さん。
 ちょっと苦しいですぅ」

 もがく由美奈ちゃんが可愛くって、さらにギュッ。



「み、み、三山さぁん?!」
 バタバタと俺の胸を叩いて暴れる由美奈ちゃん。




 いけない。

 力が強すぎた。



「ごめん、ごめん」
 苦笑しながら、俺は腕を緩めた。



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