年下のカノジョ~あの子は高校生~
 由美奈ちゃんへの想いをあきらめるつもりは、これっぽっちもなかったけれど。


 先に進む勇気と、きっかけが無かった。




 それなのにあの晩。





 奇跡が起きた。




 新メニュー試作のために、遅くまで厨房に残っていた俺。


 そこに、その日の戸締り当番だった由美奈ちゃんがやってきた。



 勢い余って俺は彼女に告白。

 絶対無理だと思っていたのに。



 なんと!

 由美奈ちゃんも、俺のことが好きだと言ってくれたのだ。





 普段は無神論者のクセに、この時ばかりは神様の存在を信じたね。


 ビバ神様!

 ありがとう!!
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