年下のカノジョ~あの子は高校生~
41】彼女が家にやってくる(2)
「・・・・・・へぇ。
 そうだったのねぇ」

 叔母さんが俺のほうを向いて、意味深にニヤリとする。




「な、なんですか!?」
 変な汗が手や額ににじむ。


「別にぃ。
 ウチは職場恋愛禁止じゃないから、いいけどねぇ」


―――うわぁ、しっかりバレてる!!


「そ、そんなことは・・・・・・」
 背中に冷たい汗が流れる。


―――やっかいな人にバレてしまったかも!?
 



「あら、違うのぉ?」
 ニヤニヤしながら、チラリと俺を見る叔母さん。


「・・・・・・いえ。
 違いません」
 

 俺は由美奈ちゃんのことが好きだし。

 正真正銘、俺の彼女だから、何も恥じることはない。



 だから、しっかり肯定する。


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