年下のカノジョ~あの子は高校生~
45】キス。・・・そして、キス。
 プリンを食べることと、俺の名前のことでちょっと忘れていたけれど。

 由美奈ちゃんの格好は、刺激的なままだ。

 
 抱き寄せているから、柔らかい彼女の胸が俺に押し当てられている。



 ドク・・・・・・ン。
 

 心臓が大きく跳ね上がる。



―――何考えてんだ、俺。
   まだ、こんな時間なんだぞ!!
 



 どうにか落着こうとするけど・・・・・・。

 無理だった。




 2人しかいない部屋。


 胸元が開いた薄着姿の由美奈ちゃん。


 口紅で艶めく唇。


 見上げてくる大きな瞳。




 俺の理性が崩れ落ちるのは、簡単なことだった。


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