年下のカノジョ~あの子は高校生~
「由美奈ちゃん、好きだよ」
 心の底から溢れる想いを言葉にする。


「正和さん・・・・・・好き」
 うっとりと俺を見上げた。


 

 ギシッ・・・・・・。

 二人分の体重を受けて、ソファーのスプリングが低くきしむ。


「・・・・・・ごめん。
 俺、余裕ないよなぁ。
 まだ昼前だってのに。
 それに年上なのに」

 彼女に頬を摺り寄せながら、俺は由美奈ちゃんの耳元でささやいた。


 そんな俺をきゅっと軽く抱きしめてくれる彼女。


「でも、それって。
 私の事が好きだから、その・・・・・・求めてくれるんでしょ?
 だったら私としてはすごく嬉しい。
 ・・・・・・恥ずかしいですけど」
 テレを隠すように笑う由美奈ちゃん。





「それなら大丈夫。
 恥ずかしいって思う余裕が無いくらい、乱れさせてあげるから」


「・・・・・・正和さんの馬鹿」
 ポッと目元を赤らめてにらんでくる。
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