年下のカノジョ~あの子は高校生~
「楽しみにしてます。
 じゃぁ、さよなら、正和さん」

 晴れやかな笑顔で、由美奈ちゃんが手を振る。


「バイバイ」

 俺も軽く手を挙げて、振り返す。




 お互いに手を振り合ったあと、由美奈ちゃんは歩き出した。



 彼女が大通りに通じる角を曲がったところで、俺はマンションへと戻った。


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