年下のカノジョ~あの子は高校生~
 休みを利用して遊びにきたOLさんだろうか。


―――写真を取って欲しいのかな?


「なんでしょうか?」



 尋ねると、少し恥ずかしそうにしながらも、こう申し出てきた。


「さっきから、しばらくお1人でいらっしゃいますよね」

「もしよかったら、私達と一緒に回りませんか?」



「えっ?」

 これって・・・・・・逆ナンパってやつですか??





 びっくりしていると、なおも言い寄ってくる。


「素敵な方ですね」

「お仕事は何をなさっているんですか?」


 甘えるような声。

 15センチほど背の高い俺を、上目遣いで見てくる。

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