年下のカノジョ~あの子は高校生~
―――今の、私に向かって言ったんだよね?
 




 聞き間違いじゃない・・・・・・よね?
 




 足が動かなかった。
 

 悲しいのか。

 悔しいのか。

 泣きたいのか。

 怒りたいのか・・・・・・。
 


 真っ白になった頭では、何も考えられない。


 ただ、呆然としてしまう。


 
 そんな私の胸の中に、小さな嵐が吹き荒れた。

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