年下のカノジョ~あの子は高校生~
 いちいち周囲の言葉に振り回される彼女が歯がゆくて。

 もどかしくて。


 俺はイラついた。
 









 由美奈ちゃんの肩をぐっとつかんで乱暴に振り向かせ。

 強引に唇を奪った。


 激しくぶつかる唇。



「やんっ」
 突然のことに、驚く由美奈ちゃん。

 とっさに逃れようとする。



 俺は抱きしめる腕の力を強めて彼女を捕らえる。


「ん、んんっ」


 たまらず由美奈ちゃんが声を上げるが、放してあげる気などさらさらない。




 一切抵抗できないように。

 更に腕の力を強めて、がっちりと抱きすくめる。
 



< 477 / 718 >

この作品をシェア

pagetop