年下のカノジョ~あの子は高校生~
 俺は舌先で彼女の唇をこじ開け、歯列を割って無理矢理に舌をねじ込んだ。

 そして、彼女の舌を絡め取る。
 


 最後の抵抗とばかりに、由美奈ちゃんは頭を振る。


 しかし。

 俺はすかさず左手で彼女の後頭部を押さえ込む。



 身じろぎ一つ取れないほど、完全に拘束した。





「ふ・・・・・・う、うん」

 重ねた唇のわずかな隙間から、由美奈ちゃんの声が漏れる。



 ズクン、と俺の体の奥が熱くなった。

―――あえぎ声一つで、俺をあおり立てるくせに!





 
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