年下のカノジョ~あの子は高校生~
「ん・・・・・・」
 手で口元を押さえる事が出来ない由美奈ちゃん。

 声を洩らさないように、キュッと下唇を噛んで我慢している。




 由美奈ちゃんは視線で訴えてくる

『もう、やめて』と。


 愛らしい瞳が涙で濡れている。



―――でも、やめてなんかあげない。



 俺は指先に力を入れる。



「ひゃん!」
 さすがに今度はたまらず、声を漏らす。



「由美奈ちゃんは、ココをいじられるのが弱いよねぇ」

 耳元に口を寄せてささやくと、彼女の肩がすくんだ。


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