年下のカノジョ~あの子は高校生~
「・・・・・・ああ、そうだった。
 耳も感じやすいんだよねぇ」

 ふぅっ、と息を吹きかけると、身震いをする彼女。


 そんな彼女の耳をそっと噛む。

「んっ」

 肩が跳ねた。





 クスクスと笑いを洩らしつつ。

 俺は何度か甘噛みを繰り返し、唇を首筋に押し当てる。



「可愛いなぁ、由美奈ちゃんは」

 クスクス、クスクス。


 俺が笑うたびに、彼女の首に息がかかる。

 それが得も言われぬ刺激となり、由美奈ちゃんは身をよじる。


「もう・・・・・・や、めて」


 彼女の目じりから溢れた涙が、頬を静かに伝う。



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