年下のカノジョ~あの子は高校生~
 俺はゆるりと微笑んだ。

 もちろん、手の動きは止めずに。



「正和さ・・・・・・ん」

 震える唇で俺の名前を呼ぶ。



「俺の気が済むまで止めないから」 


 俺の怒りはまだ治まらない。

 愛しさゆえに、感情が激しく揺れる。



「そんな・・・・・・」 


 その言葉を聞いて、由美奈ちゃんが息を飲んだ。
 

 おびえる彼女の表情を見ながら、俺は忍び笑い。
 




 由美奈ちゃんのあごのラインに沿って唇を寄せる。


 カタカタと体を震わせ、必死に俺のいたずらに耐えている。

< 485 / 718 >

この作品をシェア

pagetop