年下のカノジョ~あの子は高校生~
「・・・・・・だけど。
 さっきのはやり過ぎだと思うんですが?」


 
 誰かに声を聞かれるかもしれない状況で、あんなふうに攻められて。

 本当に恥ずかしかった。



「そ、それは・・・・・・。
 俺もつい調子に乗っちゃったというか」

 彼の目が泳ぐ。

「だって、由美奈ちゃんのあの顔、すごくそそられるんだもん・・・・・・」
 ごにょごにょと言い訳する正和さん。




「じゃあ。
 罪滅ぼしに、美味しい紅茶を飲ませてくださいね」



 そう言って、私は彼のちょっと(?)行き過ぎた行為を許してあげた。


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