年下のカノジョ~あの子は高校生~
―――相手が合わせてくれているだけ・・・・・・?



 私は、正和さんに無理をさせているのだろうか?


 もし、そうだとしたら・・・・・・。


 そんな事は絶対にイヤだ。


 私は、私のことで正和さんに苦労や迷惑なんてかけたくない。



 
―――それなら、私はどうしたらいいんだろう。





 俯いた私の肩に大橋君の手が置かれる。

 ぼんやりと見上げた。


「だから、俺にしない?」
 にこっと笑って、そう言った。




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