年下のカノジョ~あの子は高校生~
「柏木さん。
今夜は手前の団体様を担当してね。
他のテーブルにはつかなくていいわ」
「それ、どういうことでしょうか?」
「あなたを特別に甘やかしている訳じゃないから、気にしないで。
少しでもトラブルが起きないようにするのが、店長の責任なの」
建て前はどうあれ、田辺さんから遠ざけてくれる店長の配慮が嬉しかった。
「それと」
店長が言葉を続ける。
「何をビクビクしているの?
正和君の彼女はあなたでしょ。
もっと、堂々としなさい!」
背中をバシン、と叩かれる。
「は、はいっ」
突然の衝撃に目を白黒させる私。
カラカラと笑って、店長は事務所に戻っていった。
今夜は手前の団体様を担当してね。
他のテーブルにはつかなくていいわ」
「それ、どういうことでしょうか?」
「あなたを特別に甘やかしている訳じゃないから、気にしないで。
少しでもトラブルが起きないようにするのが、店長の責任なの」
建て前はどうあれ、田辺さんから遠ざけてくれる店長の配慮が嬉しかった。
「それと」
店長が言葉を続ける。
「何をビクビクしているの?
正和君の彼女はあなたでしょ。
もっと、堂々としなさい!」
背中をバシン、と叩かれる。
「は、はいっ」
突然の衝撃に目を白黒させる私。
カラカラと笑って、店長は事務所に戻っていった。