年下のカノジョ~あの子は高校生~
「まぁ、そこまで言うのなら・・・・・・」
 店長はしぶしぶながら、了承してくれた。


「スイマセン、わがまま言って。
 それじゃ、失礼します。
 色々ご迷惑かけて、本当にスイマセン」


―――私のせいで、みんなの足を引っ張ってる・・・・・・。 

 しょげる私の口からため息が漏れる。






「・・・・・・柏木さん」


「はい?」

 呼ばれて顔を上げたとたん、おでこがビチッと音を立てる。



「きゃっ」

―――えっ?!
   でこピン?


 おでこを押さえて目をぱちくりしていると、店長が吹き出した。




< 540 / 718 >

この作品をシェア

pagetop