年下のカノジョ~あの子は高校生~
 熱いシャワーですっきりさせ、簡単な朝食のあと、由美奈ちゃんの家に。



 玄関の呼び鈴を押すが、誰も出てくる気配がない。


「家族で外出したのかな?」
 
 ふと見れば、新聞受けに朝刊が入ったまま。



―――どういうことだ?

 朝刊が届くよりも前に出かけるなんて。

 気にはなったが、これ以上ここにいても仕方が無い。


 俺は柏木家を後にした。











「おはようございます」

 更衣室に向かいながらスタッフ達とあいさつを交わす。


 事務所の前を通りかかると、店長と山岸さんが慌しい感じ。
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