年下のカノジョ~あの子は高校生~
「えと・・・・・・。
自分でも“彼女としての自信を持とう”って思ってはいたんです。
正和さんにはずっと言われてましたし・・・・・・。
でも、なかなか堂々と出来なくて。
それって、土台がないから周りの人や田辺さんの言葉に流されるんだなぁって気がつきました」
「土台?」
「はい、そうです。
土台と言うか、気持ちの支えというか」
自分の言いたい事がきちんと伝わっているかどうか。
由美奈ちゃんが確認するように、俺を見つめる。
「言いたいことは大体分かるよ。
で、由美奈ちゃんはこれからどうする事に決めたの?」
俺が尋ねると、由美奈ちゃんがにこっと笑い、
「私、看護士になります!!」
と、力強く宣言した。
その時の俺の顔と言ったら・・・・・・。
『きょとん』、とか『ぽかん』とかが混ざり合って。
とにかくあっけに取られて魂が抜けてしまったようだと、我ながら思った。
自分でも“彼女としての自信を持とう”って思ってはいたんです。
正和さんにはずっと言われてましたし・・・・・・。
でも、なかなか堂々と出来なくて。
それって、土台がないから周りの人や田辺さんの言葉に流されるんだなぁって気がつきました」
「土台?」
「はい、そうです。
土台と言うか、気持ちの支えというか」
自分の言いたい事がきちんと伝わっているかどうか。
由美奈ちゃんが確認するように、俺を見つめる。
「言いたいことは大体分かるよ。
で、由美奈ちゃんはこれからどうする事に決めたの?」
俺が尋ねると、由美奈ちゃんがにこっと笑い、
「私、看護士になります!!」
と、力強く宣言した。
その時の俺の顔と言ったら・・・・・・。
『きょとん』、とか『ぽかん』とかが混ざり合って。
とにかくあっけに取られて魂が抜けてしまったようだと、我ながら思った。