年下のカノジョ~あの子は高校生~
「看護士は1つの例なんですよ。
もしかしたら別の道を選ぶかもしれないし・・・・・・。
ようするに、正和さんの役に立つことができれば、私は自分に自信が持てるんじゃないかって思ったんです」
大きく息を吸って、由美奈ちゃんはまっすぐに俺の瞳を見据える。
「何もしないで、ただ甘えてそばにいるだけだと、私はまた自分を見失うかもしれません。
そうならないためにも“自分にはこれが出来るんだ”って言う確かな手ごたえが欲しいんです。
田辺さんに“何にも出来ない子供”って言われないで済むように・・・・・・」
言葉の最後が尻すぼみなのは、俺が何も言わないでいたから。
自分の意見が間違っているんじゃないかって心配になったからだろう。
俺が何も言わなかったのは、言葉に詰まっていたからだ
彼女の想いが嬉しくて、言葉にならなかった。
もしかしたら別の道を選ぶかもしれないし・・・・・・。
ようするに、正和さんの役に立つことができれば、私は自分に自信が持てるんじゃないかって思ったんです」
大きく息を吸って、由美奈ちゃんはまっすぐに俺の瞳を見据える。
「何もしないで、ただ甘えてそばにいるだけだと、私はまた自分を見失うかもしれません。
そうならないためにも“自分にはこれが出来るんだ”って言う確かな手ごたえが欲しいんです。
田辺さんに“何にも出来ない子供”って言われないで済むように・・・・・・」
言葉の最後が尻すぼみなのは、俺が何も言わないでいたから。
自分の意見が間違っているんじゃないかって心配になったからだろう。
俺が何も言わなかったのは、言葉に詰まっていたからだ
彼女の想いが嬉しくて、言葉にならなかった。