年下のカノジョ~あの子は高校生~
ふぅ、と大きく息を吐いて、正和さんは髪をかき上げた。
「俺たちの始まりの場所がここだったから。
けじめをつけるのに相応しいんじゃないかって」
静かに顔を上げた正和さんに、笑顔のかけらもなかった。
―――正和さん・・・・・・?!
胸騒ぎはどんどん大きくなる。
「けじめ・・・・・・ですか?」
自分の声が震えているのが分かった。
「そうだよ。
このままの関係は、もういい加減辞めようと思ったんだ」
正和さんは感情もにじませず、淡々と言った。
「えっ!?」
―――どういう・・・・・・事?
私の手の平に汗がにじむ。
「俺たちの始まりの場所がここだったから。
けじめをつけるのに相応しいんじゃないかって」
静かに顔を上げた正和さんに、笑顔のかけらもなかった。
―――正和さん・・・・・・?!
胸騒ぎはどんどん大きくなる。
「けじめ・・・・・・ですか?」
自分の声が震えているのが分かった。
「そうだよ。
このままの関係は、もういい加減辞めようと思ったんだ」
正和さんは感情もにじませず、淡々と言った。
「えっ!?」
―――どういう・・・・・・事?
私の手の平に汗がにじむ。