年下のカノジョ~あの子は高校生~
「電車通学?」
「はい」
「それなら○○駅で乗り降りしてるんだよね。
俺、駅まで車で行くよ」
「いいんですか?」
「うん、そのほうが時間のロスも少ないだろうし。
迎えにいってあげる」
―――“迎えにいく”だなんて、ますますデートっぽいや。
「あ、でもぉ」
浮かれる俺とは反対に、由美奈ちゃんが突然言いよどんだ。
「なに?」
―――やっぱり俺と出かけるなんてイヤなのか?!
あ、駅で待ち合わせなんかしたら、誰かに見られたりして困るとか?!
ドキドキして彼女の言葉を待つ。
「一度家に帰ります。
制服を着替えたいですし」
―――あぁ、なんだ。
そういう事か。
ほっと胸をなでおろす。
「うん、分かった」
「それと・・・・・・」
由美奈ちゃんはまだ何か言いたそうだ。
「それと?」
―――今度は何だ?
半径2メートル以内には近寄らないでくれとか言い出すのか?
「はい」
「それなら○○駅で乗り降りしてるんだよね。
俺、駅まで車で行くよ」
「いいんですか?」
「うん、そのほうが時間のロスも少ないだろうし。
迎えにいってあげる」
―――“迎えにいく”だなんて、ますますデートっぽいや。
「あ、でもぉ」
浮かれる俺とは反対に、由美奈ちゃんが突然言いよどんだ。
「なに?」
―――やっぱり俺と出かけるなんてイヤなのか?!
あ、駅で待ち合わせなんかしたら、誰かに見られたりして困るとか?!
ドキドキして彼女の言葉を待つ。
「一度家に帰ります。
制服を着替えたいですし」
―――あぁ、なんだ。
そういう事か。
ほっと胸をなでおろす。
「うん、分かった」
「それと・・・・・・」
由美奈ちゃんはまだ何か言いたそうだ。
「それと?」
―――今度は何だ?
半径2メートル以内には近寄らないでくれとか言い出すのか?