年下のカノジョ~あの子は高校生~
14】ドキドキ初デート(弟クンつきだけど・・・
2月の第4水曜日。
今日はいよいよ由美奈ちゃんとデートだ!!
・・・・・・と思ってるのは俺1人だけどね。
弟クンも来るし。
シクシク。
興奮気味の俺は、目覚まし時計がなる前に目が覚めてしまった。
まるで遠足を楽しみにしている小学生である。
―――どんだけはしゃいでんだよ、俺。
我ながら呆れるばかりだ。
だけど。
“そんな自分もいいんじゃないか”なんて、思う。
それだけ由美奈ちゃんが好きなんだって事だから。
うん。
そうだ、そうだ。
だから多少浮かれていても、それは恋をしていることの喜びを表現しているだけだからいいのだ。
と、年の割りに子供っぽい自分の言動を慰める。
ただ、油断は禁物だ。
浮かれすぎて、妄想が暴走しないようにしないと。
由美奈ちゃんの中で俺は『要注意人物』のレッテルを貼られてしまうからな。
充分に気をつけよう
そう思ったそばから、顔がにやける。
枕元に置かれた携帯。
俺は携帯を握り締めた。
今日はいよいよ由美奈ちゃんとデートだ!!
・・・・・・と思ってるのは俺1人だけどね。
弟クンも来るし。
シクシク。
興奮気味の俺は、目覚まし時計がなる前に目が覚めてしまった。
まるで遠足を楽しみにしている小学生である。
―――どんだけはしゃいでんだよ、俺。
我ながら呆れるばかりだ。
だけど。
“そんな自分もいいんじゃないか”なんて、思う。
それだけ由美奈ちゃんが好きなんだって事だから。
うん。
そうだ、そうだ。
だから多少浮かれていても、それは恋をしていることの喜びを表現しているだけだからいいのだ。
と、年の割りに子供っぽい自分の言動を慰める。
ただ、油断は禁物だ。
浮かれすぎて、妄想が暴走しないようにしないと。
由美奈ちゃんの中で俺は『要注意人物』のレッテルを貼られてしまうからな。
充分に気をつけよう
そう思ったそばから、顔がにやける。
枕元に置かれた携帯。
俺は携帯を握り締めた。