恋衣〜あなたとずっと一緒に居たくて〜
「 ねぇ、パパ。
桃、瑠香ちゃんとお話したいよ。
いっぱいしたいよ。 」


「 梅も、梅も! 」


倖輝さんは、
娘二人の頭をなでながら


「 瑠香ちゃんは、
昇輝くんのところに遊びにきてるんだから、
桃花と約束してないでしょ?
だから今からお約束して今度みんなでお話しましょ?、わかるよね? 」


「 わからないもん! 」


百合さんは、私から梅花ちゃんを受けとり。


「 そうねぇ、
みんなでゴハン食べられたらいいのにねぇ…。 」


その言葉に入江くんが、


「 瑠香がいいなら、
みんなと食事に行こうか? 」


入江くんに微笑みかけられて


「 はい、嬉しいです。
ぜひ一緒に居させてください。 」


バタバタと用意をして
倖輝さんの車に乗り込んだ。

はじめて会ったのに緊張感が少ない自分に驚いていた。
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