恋衣〜あなたとずっと一緒に居たくて〜
オレは一人学食でAランチを注文していた。

そんな時に珍しく栄司が一人で食事をしていた。


今日は若葉ちゃんと一緒じゃないから、
栄司が目立たない。
というか、
気がつかなかったけど
どうしたんだろう?


「 となりいいか? 」


二人で食事なんて、
いつぶりだろう?

オレの声に
ちょっとビクっとしたけど栄司は荷物を足もとへ移動した。


「 今日一人なんだ、
珍しいなぁ。
彼女どうした?
体調悪いのか?
もしかしてケンカしたのか? 」


「 まあ、いろいろとあってさ。
あっ!
それより昇輝ってさ彼女いないの? 」


「 いるよ! 」


オレが即答したのがビックリだったのか。

それともオレに彼女がいるのがビックリだったのか。

ものすごく驚いた顔をしていた。


「 そうかぁ、いるんだ!
ここの大学にいるの? 」


「大学にはいないなぁ、年下だからね。 」


「 年下?? 」


なんか吹き出しそうになってるけど


「 そっかぁ、年下かぁ。
それもいいなぁ。 」


「 栄司どうした?
なんかおかしいぞ 」
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