恋衣〜あなたとずっと一緒に居たくて〜

「 そうだよな。
仕事してみないと計画たてられないよな？
若葉とオレの二人のためだもんな。
わかってもらうように話し合いするよ。
若葉を大好きだから！ 」


その栄司の言葉を聞いて、オレは少しイラッとしたのかもしれない。


「 オレは瑠香を好きじゃないよ。 」


栄司はビックリして


「 昇輝は、瑠香ちゃんのこと
好きじゃないのかよ？
なんで彼女にしたんだよ。
遊びなのか？ 」


かなり強い口調でオレをせめてくる。


「 好きじゃないよ！
愛してるんだよ。
いつもずっと。 」


「 はぁ？意味わかんない。 」


「 だから好きっていう漠然としたことじゃなくて、
愛してるっていう
なんていうのかな
もっともっと高いところにあるんだよ。 」


オレは
まっすぐ栄司をみて
はっきりと思っていることを伝えた。