恋衣〜あなたとずっと一緒に居たくて〜
「 あらためて
仁科瑠香さん。
ボク入江昇輝と
つきあってくれませんか? 」


私、その言葉をちゃんと心で受け止めたら
涙がポロポロあふれてきて
入江くんが急にあせって


「 あっ!彼氏いたのかな? 」


今までの会話
ちゃんと聞いてくれてたのかい!と
つっこみを入れたくなるコメントに


「 いません!! 」


かなり強い口調になってしまった私に

入江くんは微笑んでくれて


「 ボクの彼女になってください。 」


「 はい。 」


返事をした私の目からは
さらに涙が流れて
入江くんが指先で涙を拭いながら


「 瑠香ちゃん可愛い! 」


頬にキスをして
くちびるで涙をさらに拭ってくれた。
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