恋衣〜あなたとずっと一緒に居たくて〜
今日はカラオケボックスにいますって
大川くんに伝えていたけど…
二時間で終わるなんて保証はないから
何もお願いはしなかったけど
菜愛にナイショでカラオケボックスのピンク電話から
大川くんへ電話をしちゃうことにしました。
何かあるかもって
アドレス帳に書いといてよかった。
1… 2… 3…
大川くんの家の人が出たら、
どうしよぉう。
ドキドキだけど菜愛のためだもん。
頑張れ、私。
「 大川さんのお宅でしょうか…。 」
「 はい。 」
「 私、瞳真くんと同じクラスの仁科と申しますが…。 」
「 瑠香ちゃん!
ボクだよ。どうしたの? 」
「 よかった。
家の人が出たらってドキドキしちゃった。
大川くん菜愛をカラオケボックスに迎えにきてくれる?
そろそろ終わるからさ。
菜愛にはナイショで電話してるんだけどさ…いいかな? 」
「 えーっ!いいの? 」
「 うん!
お願いします。
待ってるからね。 」
大川くんに伝えていたけど…
二時間で終わるなんて保証はないから
何もお願いはしなかったけど
菜愛にナイショでカラオケボックスのピンク電話から
大川くんへ電話をしちゃうことにしました。
何かあるかもって
アドレス帳に書いといてよかった。
1… 2… 3…
大川くんの家の人が出たら、
どうしよぉう。
ドキドキだけど菜愛のためだもん。
頑張れ、私。
「 大川さんのお宅でしょうか…。 」
「 はい。 」
「 私、瞳真くんと同じクラスの仁科と申しますが…。 」
「 瑠香ちゃん!
ボクだよ。どうしたの? 」
「 よかった。
家の人が出たらってドキドキしちゃった。
大川くん菜愛をカラオケボックスに迎えにきてくれる?
そろそろ終わるからさ。
菜愛にはナイショで電話してるんだけどさ…いいかな? 」
「 えーっ!いいの? 」
「 うん!
お願いします。
待ってるからね。 」