恋衣〜あなたとずっと一緒に居たくて〜
「 何を悩んでいる? 」
おうむ返しのように言ってしまった私を笑ってみている。
しばらくお互いに見つめあってしまったけど…
「 やりたいことがわからない!
ってことに悩んでいるよ。 」
理士くんは、
微笑んでいて私の次の言葉を待ってくれた。
「 大学へ進むべきなのか?
それとも短大か?
いや専門学校もある。
甘えたこと言うかもしれないけど、
まだ社会には出たくないような…。
ホントによくわからないんだ。 」
理士くんは、
ただ黙って聞いていてくれた。
「 やりたいことがあるというか気になることがあるような。
わかんない。 」
私が喋らなくなったところで
「 瑠香の今思ってることは言えたのかな? 」
私は控えめに頷いた。
それから理士くんをまっすぐ見つめた。
理士くんは、
私の横に座り私を下から見るように見つめながら
「 オレは瑠香が大人になったなぁと感じたよ。
高校を決める時は
そんなに遠くないし、
理香が通ってたからいいんじゃない?
で親に言われて何も悩まず素直に従った。
でも、
今卒業後の進路ってなったら、
かぁさんがすすめてる短大には行かない!
行く理由がない!
って言ったんだよな。 」
私は大きく頷いた。
理士くんは、頷くのを確認してから
「 瑠香、
短大に行く理由がない!と思ったことを
教えてくれないか? 」
おうむ返しのように言ってしまった私を笑ってみている。
しばらくお互いに見つめあってしまったけど…
「 やりたいことがわからない!
ってことに悩んでいるよ。 」
理士くんは、
微笑んでいて私の次の言葉を待ってくれた。
「 大学へ進むべきなのか?
それとも短大か?
いや専門学校もある。
甘えたこと言うかもしれないけど、
まだ社会には出たくないような…。
ホントによくわからないんだ。 」
理士くんは、
ただ黙って聞いていてくれた。
「 やりたいことがあるというか気になることがあるような。
わかんない。 」
私が喋らなくなったところで
「 瑠香の今思ってることは言えたのかな? 」
私は控えめに頷いた。
それから理士くんをまっすぐ見つめた。
理士くんは、
私の横に座り私を下から見るように見つめながら
「 オレは瑠香が大人になったなぁと感じたよ。
高校を決める時は
そんなに遠くないし、
理香が通ってたからいいんじゃない?
で親に言われて何も悩まず素直に従った。
でも、
今卒業後の進路ってなったら、
かぁさんがすすめてる短大には行かない!
行く理由がない!
って言ったんだよな。 」
私は大きく頷いた。
理士くんは、頷くのを確認してから
「 瑠香、
短大に行く理由がない!と思ったことを
教えてくれないか? 」