強カノ!
道を歩くは男大勢に1人の女子…っとにどんな絵図等だよ。
「あ!じゃあそこの喫茶店入ってみねぇ?」
「おお そうすっか。のど乾いたし」
ウニ頭の男がいかにも大人っぽい雰囲気のカフェを指さす。
全体的にベージュと白で彩られた店外は少なくともバカな高校生が行っていい場所とは思えない。
―おいおい冗談だろ…こんなキレーなとこにお前らみたいなバカどもが行ったら迷惑に決まってんだろうが!!
「いこっ鳴海ちゃん♪」
ぐいっとチャラ男のうちの1人が私の腕を引いて店に入れようとした。