強カノ!

一瞬だったが湖がめずらしく少し眉をよせたのがわかった。


「…そーじゃなくてさ。ていうかさっき祐也とかから連絡あったよ。そろそろ集合だからって。」



「え、まじ?」

「あー俺なんか着信あるわ!全然気づかなかったわー」

「はあ?お前またかよ! この前も変なバラードっぽい着信音して全然聞こえねーっつってたろうが」

「うっそバラードとか!キモ!!」

「ギャハハハハ」


「じゃー戻ろーぜー。ったくいいねぇ祐也くんばっかラブラブでよ」

「行こっ鳴海ちゃん」




「…え?あ…ああ。」




< 127 / 131 >

この作品をシェア

pagetop