強カノ!
「バカ美紀!コーラがこぼれんだろ!?」
「湖くんヤバかったね!!も〜超テンション上がった!!!」
「……今もだいぶ上がってんじゃん。」
「だってあんな美人見たことないんだもん!」
――…6時間にわたる戦争が終わり、みんなそれぞれアドレスを交換したり手を繋いだりして、さっき別れた所だった。
「でもさぁ湖くん今日ケータイ持ってなかったんだよねぇー…もーまじ残念。」
「ふーん…」
あーなるほど…それであの人ダテメに連絡してなかったのか。
「だからさっき祐也くんと晃くんのアド聞いてきたんだ♪」
美紀は自分のピンクのケータイを嬉しそうに眺めながら言った。
「コウくん…?初めて聞いた…その名前」
「始めてって、っとに鳴海は〜…」
「すんませんね…だってあんま興味ないし、、」
“れい”って人以外の3人居たうちの1人なんだろうな…