☆一番星☆
世間が長い長い夏休みを終え、いつまでこの残暑が続くんだろうと溜め息を吐きはじめた頃……


なんとなく蒼太と優華の様子がおかしくなって……


体調が悪いとか、そういう悪い方向に向かうようなものではなく……


ウキウキしてるような……


ワクワクしてるような……


何かあったっけ?


って、思わずカレンダーを見たりして……


子供の行動一つに、こんなにも振り回されてしまう。


それだけ可愛いんだなって……


大切な存在なんだなって……


また愛しくなった。



優太がいなくなって、凄く凄く寂しくて、辛くて、悲しい想いをいっぱいしているけれど……


こんなに愛しい子供を二人も残してくれたなんて、優太にはほんとにありがとうって言いたい。
< 145 / 363 >

この作品をシェア

pagetop