☆一番星☆
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この日は普通の朝だった。


朝食を作って、三人で食べて、二人を保育園へ送って、家事をすませて、出勤して……


ファミレスでも、いつも通りの一日だった。


ただ少し違うのは、今日は月に二回の貴重な早く帰れる日ってことだけ。


ファミレスを出ると、舜が待っていた。




「お疲れさま」


「うん」


「今日は久しぶりに、絢華さんのアパートにあがらせてもらうな」


「えっ」




舜は、もう一ヵ月くらいアパートには来てない。


でも、突然すぎない?


蒼太と優華に聞いてみなきゃ、わからないよ。


そんなあたしの心の内を読むような言葉が、舜の口から飛び出す。




「蒼太と優華の許可はとってあるから」


「えっ!?」




びっくりしたなんてものじゃない。


しばらく会ってもいないのに、どうやって許可をとったのかわからず、かなり動揺してしまった。
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