☆一番星☆
「でも、ママの1ばんはパパなんだよ。ね、ママ?」
蒼太があたしの方を見て、“そうでしょ?”って訴えてくる。
「うん、そうだね。ママの一番はパパだよ」
微笑みながらそう言うと、蒼太の顔がぱぁーっと明るくなった。
「おにいちゃん、パパの1ばんもママなんだよ!」
なぜか慎吾くんに、そう教えてる蒼太。
「そっか、じゃあ俺は二番でいいよ」
「えっ!?」
思わず声が漏れてしまった。
でも、あたしの横でまた蒼太が口を開く。
「おにいちゃん、2ばんもダメだよ!ママの2ばんはしゅんにいちゃんなの」
「蒼太?」
「ちがうの?」
「ううん、違わないけど、……何でそう思ったの?」
蒼太には、舜の横にいたいってことしか伝えていないはず。
「だってママはしゅんにいちゃんといっしょにいたら、しあわせだっていってたでしょ?」
「あ、そうだったね」
でもそれを、舜の前で言われたら恥ずかしい。
顔がかぁぁって熱くなった。
蒼太があたしの方を見て、“そうでしょ?”って訴えてくる。
「うん、そうだね。ママの一番はパパだよ」
微笑みながらそう言うと、蒼太の顔がぱぁーっと明るくなった。
「おにいちゃん、パパの1ばんもママなんだよ!」
なぜか慎吾くんに、そう教えてる蒼太。
「そっか、じゃあ俺は二番でいいよ」
「えっ!?」
思わず声が漏れてしまった。
でも、あたしの横でまた蒼太が口を開く。
「おにいちゃん、2ばんもダメだよ!ママの2ばんはしゅんにいちゃんなの」
「蒼太?」
「ちがうの?」
「ううん、違わないけど、……何でそう思ったの?」
蒼太には、舜の横にいたいってことしか伝えていないはず。
「だってママはしゅんにいちゃんといっしょにいたら、しあわせだっていってたでしょ?」
「あ、そうだったね」
でもそれを、舜の前で言われたら恥ずかしい。
顔がかぁぁって熱くなった。