☆一番星☆
一番幸せな日
.


部屋に帰ってお昼ご飯を食べたあと、蒼太と優華はびっくりするくらい、あっという間に寝てしまった。


半日動きっぱなしだったから疲れちゃったかな。


あたしも、なんか疲れたな。


舜と並んで座っていたソファーで、ウトウトし始めた。




「絢華、眠い?」


「ん」


「ここ、枕にしていいぞ」




そう言って指差した場所は、舜の太股あたり。


少し寝ちゃおうかな。


お言葉に甘えて、舜の太股を枕にして目を閉じた。


舜があたしの髪を撫でたり、耳にかけたりしているのが、凄く気持ち良くて……


すぐに眠りに就いてしまった――…
< 220 / 363 >

この作品をシェア

pagetop