☆一番星☆
「でも、前に進めたみたいでほんとに良かったな」
「はい、今まで店長にもいっぱい迷惑かけちゃって。でもほんとに救われました。ありがとうございました」
「絢華ちゃんのことはさ、妹のような、娘のような感覚なんだよな。今の絢華ちゃんは出会った頃の絢華ちゃんみたいだよ。生き生きしてる」
出会った頃って、今から八年半前……15才の時だった。
あの頃はおばあちゃんと二人で暮らしていた。
あたしが生まれて、お母さんが亡くなったから、おばあちゃんは55才という年から、また子育てをしなきゃならなくなって……
でもあたしはそんなおばあちゃんが大好きで……
いつもおばあちゃんに甘えてばかりで……
そんなおばあちゃんに、何か恩返しをしたくて、始めたバイトだった。
「はい、今まで店長にもいっぱい迷惑かけちゃって。でもほんとに救われました。ありがとうございました」
「絢華ちゃんのことはさ、妹のような、娘のような感覚なんだよな。今の絢華ちゃんは出会った頃の絢華ちゃんみたいだよ。生き生きしてる」
出会った頃って、今から八年半前……15才の時だった。
あの頃はおばあちゃんと二人で暮らしていた。
あたしが生まれて、お母さんが亡くなったから、おばあちゃんは55才という年から、また子育てをしなきゃならなくなって……
でもあたしはそんなおばあちゃんが大好きで……
いつもおばあちゃんに甘えてばかりで……
そんなおばあちゃんに、何か恩返しをしたくて、始めたバイトだった。