☆一番星☆
「日付がかわる頃、紗羽さんから連絡もらって」
「紗羽から?」
「ん、……“絢華が潰れたから介抱お願いします”って」
紗羽は、最初から舜を呼ぶつもりだったんだ。
やられた。
泣いていたの、バレてるよね。
「絢華、ごめんな。俺、自分のことばっかで、絢華の気持ち全然考えてなかった」
「ううん。……あたし、凄く嬉しかったんだよ」
「なあ、絢華は嫌がるかもしれねぇけど、……今度、俺の家族に会ってくんねぇ?」
「えっ」
「ちゃんと話したんだ。結婚を考えてる人がいるって。絢華のことも蒼太と優華のことも、包み隠さずすべて話した」
「……」
「絢華のことは、俺が絶対に守る。時間がかかっても、必ず説得する」
「……」
「不安?」
「うん」
舜はあたしをぎゅっと抱き締めた。
「紗羽から?」
「ん、……“絢華が潰れたから介抱お願いします”って」
紗羽は、最初から舜を呼ぶつもりだったんだ。
やられた。
泣いていたの、バレてるよね。
「絢華、ごめんな。俺、自分のことばっかで、絢華の気持ち全然考えてなかった」
「ううん。……あたし、凄く嬉しかったんだよ」
「なあ、絢華は嫌がるかもしれねぇけど、……今度、俺の家族に会ってくんねぇ?」
「えっ」
「ちゃんと話したんだ。結婚を考えてる人がいるって。絢華のことも蒼太と優華のことも、包み隠さずすべて話した」
「……」
「絢華のことは、俺が絶対に守る。時間がかかっても、必ず説得する」
「……」
「不安?」
「うん」
舜はあたしをぎゅっと抱き締めた。