☆一番星☆
お葬式の時のあたしは、ただ泣き崩れちゃって、周りが全然見えていなかった。
終わって落ち着いた頃に、香典とかを見て誰が来たかを知ったんだ。
そういえば、誠くんも来てた。
「ごめん、そうだった。あの時はありがとう。あたし、全然お礼とか言えなくて」
「絢華ちゃんを見てればわかったよ。話せる状態じゃなかったし。あの時横にいた子がこの子だろ?」
そう言って、蒼太を見た。
「うん。優華はお腹の中にいたんだ」
「ん、腹大きかったもんな」
「もしかして前に兄貴が“先輩が事故で亡くなった”って言ってた……あれが優太さんだったのか?」
「そうだよ」
あの頃はもちろん舜のことは知らなかったけれど、舜と誠くんの間で優太のことを話していたなんて……
なんか、その頃から舜と繋がっていたみたいで、凄く嬉しい。
終わって落ち着いた頃に、香典とかを見て誰が来たかを知ったんだ。
そういえば、誠くんも来てた。
「ごめん、そうだった。あの時はありがとう。あたし、全然お礼とか言えなくて」
「絢華ちゃんを見てればわかったよ。話せる状態じゃなかったし。あの時横にいた子がこの子だろ?」
そう言って、蒼太を見た。
「うん。優華はお腹の中にいたんだ」
「ん、腹大きかったもんな」
「もしかして前に兄貴が“先輩が事故で亡くなった”って言ってた……あれが優太さんだったのか?」
「そうだよ」
あの頃はもちろん舜のことは知らなかったけれど、舜と誠くんの間で優太のことを話していたなんて……
なんか、その頃から舜と繋がっていたみたいで、凄く嬉しい。