☆一番星☆
「ありがとー。あけてもいい?」


「どうぞ」




優華は、手際悪く包装紙をビリビリと破いていく。




「あー、クマさんだ!わぁーい、ありがとう」




入っていたものは、大きなクマのぬいぐるみ。




「店長、伶奈ちゃん、ありがとう」


「蒼太くんも優華ちゃんも凄く大きくなったね。ビックリしちゃった」




伶奈ちゃんとは、三ヶ月くらい前に会ったきりだから、ほんとに久しぶり。




「そうでしょ?子供の成長ってほんとに早いなって思う。……そういえば、伶奈ちゃんおめでただって?」


「うん」


「おめでとう!」
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