☆一番星☆
今日もお礼に、舜くんとお昼ご飯を一緒に食べた。




「しゅんにいちゃん、いっしょにおひるねしよう?」


「ちょっ、蒼太!?」




突然発せられた蒼太の言葉は、予想外のもので、凄くビックリしてしまった。


そんな言葉に、舜くんはどうしていいのかわからず、あたしと蒼太を交互に見てる。




「蒼太、ママと寝よう?」


「きょうはしゅんにいちゃんがいいもん」




どうしよう……と、頭を悩ませていたら、舜くんはいつもの笑顔で口を開いた。




「あの、絢華さん。……絢華さんさえ良ければ、俺はかまわないですけど」


「えっ!?でも……」


「しゅんにいちゃん、はやくー!」




隣の部屋に布団を敷いて、その上に寝転んで待ってる蒼太。




「絢華さん、いいですか?」


「舜くん、ごめんね。最近蒼太ワガママで、言いだしたらきかないの」


「だから、俺はかまわないですって」
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