☆一番星☆
「あ、ごめん。カッコイイからつい見惚れちゃった」


「もう、絢華ったら」


「ふふ、あたしは藤本絢華っていいます。狭いところですけどどうぞ」




二人を中へと促す。


部屋に入っていくと……




「あー、さわちゃんだ!」




と蒼太が紗羽に飛び付いた。




「蒼太、おっきくなったね」


「うん!ボク4さいになったんだよ!」




満面の笑みを浮かべる蒼太。


実は、蒼太は紗羽が初恋だったりする。




「優華もおっきくなったね。優華は3才になったんだよね?」


「うん!ゆうかのおたんじょうびに、パーティーしてケーキたべたんだよ」




優華も嬉しそうに、自分のことを話してる。




「そうなんだ。いいなぁ、紗羽ちゃんも来れば良かったな」


「じゃあつぎはきてね」


「あはは、そうだね。次は来れたらいいな」
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