☆一番星☆
一年に数えるほどしか会えないのに、優華も紗羽には凄く懐いてる。
「あれ、おにいちゃんはだあれ?」
蒼太が首を傾げながら、蓮くんを見てる。
「お兄ちゃんは紗羽の恋人で、蓮くんっていうんだよ」
「えっ」
蒼太はちょっぴりショック顔。
そして、目に涙を溜めながらポツリと言葉を発する。
「さわちゃんは、ボクとけっこんするんでしょ?」
「ふふ、蒼太が結婚できるくらい大きくなって、紗羽ちゃんが結婚してなかったら、その時は蒼太のお嫁さんにしてね」
「うん!」
紗羽がうまいこと言ってくれたけれど……
蒼太が結婚できる年、18才になったら、……あたし達はもう37才。
きっと、結婚相手にはならないな。
「あれ、おにいちゃんはだあれ?」
蒼太が首を傾げながら、蓮くんを見てる。
「お兄ちゃんは紗羽の恋人で、蓮くんっていうんだよ」
「えっ」
蒼太はちょっぴりショック顔。
そして、目に涙を溜めながらポツリと言葉を発する。
「さわちゃんは、ボクとけっこんするんでしょ?」
「ふふ、蒼太が結婚できるくらい大きくなって、紗羽ちゃんが結婚してなかったら、その時は蒼太のお嫁さんにしてね」
「うん!」
紗羽がうまいこと言ってくれたけれど……
蒼太が結婚できる年、18才になったら、……あたし達はもう37才。
きっと、結婚相手にはならないな。