裏表
生徒会の仕事
「黒瀬~!」
HR中に先生がなぜか俺の名前を呼んだ
『何ですか?』
今日も俺は王子系になりきる…
「生徒会に入らないか?」
「「「キャ――――――」」」
「「あっあの生徒会に?」」
ぜってーヤダ…誰がやるかよ
『いやっ僕はやめと…「「入らないんですか」」
うわー上から目線だらけ…こわっ
女子に、せまられてしまった
今ここで断ったら先生たちの
印象下がるかもだしなー
断ったら断ったで女子たちが
いろいろうるさそうだしー…
『……わかりました』
「「「キャ――!!!唯様が生徒会に入られる」」」
あ――ぁやってしまった
「さすが黒瀬だな!
じゃ放課後に生徒会室に
行ってくれ頼んだぞー」
『わかりました。』
先生は、他人事のように言い放つ。
そして、俺は表面上では笑顔で
内心では深いため息をはいた。
その時ちょうど視界に入った
葵のニヤニヤ顔に嫌な感じを
感じつつイラついたのは言うまでもない。