裏表


いいこと思いついた俺は


さっきから『唯様―』って


呼んでくれてやつに顔を向けた



頭がいいやつはわかったよな


そう。


サッカーボールに気を付けながら


愛想を振りまけばいいんじゃねぇか


(ちなみにボールに気を付けながら

 というのは当たったら怪我するし

 かっこ悪いからという理由)


ニコッ+手を振った


「「「キャ―――――――

 唯様が私に手を振ったわー!」」」


適当に、振っただけなんだけど…


まぁ結果オーライでしょ


その後も、


動きたくないから適当にやってた


すると、優斗が近づいてきて


コツンとおでこをつついた


「唯ばっか何アピールしてんの…?


 試合をしようか?」


『…っわかった。』


優斗が黒い笑みを浮かべながら言ってくる


いつも可愛い顔してるから


よけいに怖く感じる…


俺は優斗に言われた通り


しょうがなく試合に集中した


とても優斗が怖かったから(汗






< 31 / 54 >

この作品をシェア

pagetop