裏表
いいこと思いついた俺は
さっきから『唯様―』って
呼んでくれてやつに顔を向けた
頭がいいやつはわかったよな
そう。
サッカーボールに気を付けながら
愛想を振りまけばいいんじゃねぇか
(ちなみにボールに気を付けながら
というのは当たったら怪我するし
かっこ悪いからという理由)
ニコッ+手を振った
「「「キャ―――――――
唯様が私に手を振ったわー!」」」
適当に、振っただけなんだけど…
まぁ結果オーライでしょ
その後も、
動きたくないから適当にやってた
すると、優斗が近づいてきて
コツンとおでこをつついた
「唯ばっか何アピールしてんの…?
試合をしようか?」
『…っわかった。』
優斗が黒い笑みを浮かべながら言ってくる
いつも可愛い顔してるから
よけいに怖く感じる…
俺は優斗に言われた通り
しょうがなく試合に集中した
とても優斗が怖かったから(汗