いっしょに☆鬼退治に行きませんか?
「…………」
私が桃太郎って、なによ、それ…
私が暫く黙っていると、青年が声をかけてきた。
「とりあえず、そこに居たってどうしようもならねえから。…ほら」
そして、再び手が伸びてきた。
「っ……」
と…とりあえずこのまま居ても仕方ないし、ここから出なくちゃいけないけど…
差し出された手を見つめる…
ゆっくりとその手を取ろうとするが、震えが増していく…
やっぱり、ムリ!!!
「だ、大丈夫!自分で出れるから」
そう言って、青年の手を無視して、再びフチに掴まりよじ登った。
私が桃太郎って、なによ、それ…
私が暫く黙っていると、青年が声をかけてきた。
「とりあえず、そこに居たってどうしようもならねえから。…ほら」
そして、再び手が伸びてきた。
「っ……」
と…とりあえずこのまま居ても仕方ないし、ここから出なくちゃいけないけど…
差し出された手を見つめる…
ゆっくりとその手を取ろうとするが、震えが増していく…
やっぱり、ムリ!!!
「だ、大丈夫!自分で出れるから」
そう言って、青年の手を無視して、再びフチに掴まりよじ登った。