いっしょに☆鬼退治に行きませんか?
異変
私は、碓河という名の青年と一定の距離をとりながら屋敷へ向かい歩いている───
彼と一緒に行くことになり穴がある高台から下りた。
そこには、きちんと整備された足場がありそれをつたい下りたのだが…。
自分がいた場所を見上げとても驚いた。
どこか高い所にいるのだろうと予想はしていたけど…
まさか。
巨大な桃太郎の銅像だったとは!!
それも、桃太郎が腰にぶら下げた“きび団子の袋”の中に私はいたのだった。
私、きび団子ってこと…?
そんなことを思い、銅像を見上げていると、
「きび団子って感じじゃねぇよな。
オマエ、美味くなさそーだし!」
そう言うと、彼は含み笑いで横を通り過ぎて行った。
……
…………
………………はあ?
美味くなさそーって!?
「っ、どういう意味よ、それ!」
振り返り碓河に文句を言うが、既にその姿は先のほうを歩いていた。
「…何よあの人!助けてくれたいい人だって思ってたのに…」
彼と一緒に行くことになり穴がある高台から下りた。
そこには、きちんと整備された足場がありそれをつたい下りたのだが…。
自分がいた場所を見上げとても驚いた。
どこか高い所にいるのだろうと予想はしていたけど…
まさか。
巨大な桃太郎の銅像だったとは!!
それも、桃太郎が腰にぶら下げた“きび団子の袋”の中に私はいたのだった。
私、きび団子ってこと…?
そんなことを思い、銅像を見上げていると、
「きび団子って感じじゃねぇよな。
オマエ、美味くなさそーだし!」
そう言うと、彼は含み笑いで横を通り過ぎて行った。
……
…………
………………はあ?
美味くなさそーって!?
「っ、どういう意味よ、それ!」
振り返り碓河に文句を言うが、既にその姿は先のほうを歩いていた。
「…何よあの人!助けてくれたいい人だって思ってたのに…」