いっしょに☆鬼退治に行きませんか?
「…さて…どこから話そうか…」

いよいよだと思ったら自然と背筋がピンとなる。
やっと、訳のわからない場所とおさらば出来て家に帰れる…そんな風に思っていたから。


「…まずは、謝らなくてはならないね」

「え?」

おばあさんは私に向かい頭を下げた。

なんで?
どうしておばあさんが謝るの!?

驚いてじっと見ていると、頭を上げたおばあさんと目が合った。

「………」


「御主をこの世界に召喚し呼んだのは…


──このアタシだ!」

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