いっしょに☆鬼退治に行きませんか?
私は、てっきりおばあさんが助けてくれるって思ってた。
元の世界へ帰してくれるって…
だから、思わず素っ頓狂な声を上げてしまった。
「ええぇー!?じゃあ私は、自分の世界に帰れないってことですか?」
「帰ってもらっては困る」
「困るのは私です!
私は桃太郎なんかじゃないし、鬼退治なんてそんなこと出来ません!
とにかく私を元の世界に帰して下さい!!」
私の迫力におばあさんは困ったように言葉を飲み込んだ。
「………」
「お願いします!」
「それは……。出来んのじゃ…」
「出来ない…?」
「桃太郎様をこちらの世界に呼ぶことが出来ても、帰す方法は知らんのじゃ…」
「!!…それじゃ…私は。
自分の世界には帰れないの…」
元の世界へ帰してくれるって…
だから、思わず素っ頓狂な声を上げてしまった。
「ええぇー!?じゃあ私は、自分の世界に帰れないってことですか?」
「帰ってもらっては困る」
「困るのは私です!
私は桃太郎なんかじゃないし、鬼退治なんてそんなこと出来ません!
とにかく私を元の世界に帰して下さい!!」
私の迫力におばあさんは困ったように言葉を飲み込んだ。
「………」
「お願いします!」
「それは……。出来んのじゃ…」
「出来ない…?」
「桃太郎様をこちらの世界に呼ぶことが出来ても、帰す方法は知らんのじゃ…」
「!!…それじゃ…私は。
自分の世界には帰れないの…」