I love you....?
塾の帰りは必ず日付が変わっていて。
そのなか帰らないといけない私に、
母は、「出来るだけ明るい道で帰ること。」と義務つけられていた。
多分私が中学生のときにあったことを心配していっていたんだろう。
仕事で忙しい父と母の言い付けは私のなかで絶対だった。
私は母が言った通りに明るい道で帰っていた。
だけどその日は違った。
いつも通って帰る道が人身事故で封鎖されていたのだ。
違う道で帰ろうと私は方向転換をして、
少し賑やかな街を通って帰ることにした。
その街には、ネオンのいろんな色が混ざりあってとても綺麗で。
女の人がキラキラと光るドレスを身に纏っておじさん達を誘惑していて。
キャッチと呼ばれる男の人は一生懸命女の子を勧誘していた。
これが夜の街なのか。
私は圧倒されながらも家に向かっていた。
すると知らないおじさんに声をかけられた。
ちょっと話をすると私達はホテルへ向かった。
どうせ汚れている躰だし、誰に抱かれても問題はなかった。